増子義久「（コラム私の見方）戦争を考える想像力必要」『朝日新聞』97年7月21日
加藤典洋「戦後〈謝罪〉の論理――「汚れから普遍へ」のねじれ引き受ける時」『毎日新聞』97年11月5日（夕刊）
田中伸尚『さよなら、「国民」―記憶する「死者」の物語』一葉社98年BK1
加藤典洋『理解することへの抵抗――加藤典洋の発言<３>』海鳥社98年
加藤典洋『戦後を戦後以後、考える――ノン・モラルからの出発とは何か』（岩波ブックレット）岩波書店98年
李順愛『戦後世代の戦争責任論』（岩波ブックレット）岩波書店98年BK１
上野千鶴子『ナショナリズムとジェンダー』青土社98年（⇒「慰安婦」）BK1
崎山政毅・田崎英明･細見和之『歴史とは何か――出来事の声、暴力の記憶』河出書房新社98年
西尾幹二『沈黙する歴史』徳間書店98年
日本の戦争責任資料センター編『シンポジウム ナショナリズムと「慰安婦」問題』青木書店98年（⇒「慰安婦」）BK1
小森陽一「文学としての歴史／歴史としての文学」小森陽一･高橋哲哉編『ナショナル・ヒストリーを超えて』東京大学出版会98年pp.3-17BK1
紅野謙介「｢国語」教科書のなかのナショナル･ヒストリー」小森陽一･高橋哲哉編『ナショナル･ヒストリーを超えて』東京大学出版会98年pp.19-34（⇒文学）
徐京植「母を辱めるな」小森陽一･高橋哲哉編『ナショナル･ヒストリーを超えて』東京大学出版会98年pp.35-52（⇒｢慰安婦」）
イ・ヨンスク「愛は植民地を救うか？」小森陽一･高橋哲哉編『ナショナル･ヒストリーを超えて』東京大学出版会98年pp.53-67（⇒「慰安婦」）
成田龍一「司馬遼太郎の歴史の語り――『坂の上の雲』をめぐって」小森陽一･高橋哲哉編『ナショナル･ヒストリーを超えて』東京大学出版会98年pp.69-84
李孝徳「「よりよい日本人」という形象を超えて――誇りと弔いの前に」小森陽一･高橋哲哉編『ナショナル･ヒストリーを超えて』東京大学出版会98年pp.107-122
大越愛子「懺悔の値うちもない」小森陽一･高橋哲哉編『ナショナル･ヒストリーを超えて』東京大学出版会98年pp.123-140(⇒「慰安婦」）
姜尚中「国民の心象地理と脱−国民的語り」小森陽一･高橋哲哉編『ナショナル･ヒストリーを超えて』東京大学出版会98年pp.141-156
川本隆史「民族・歴史･愛国心――｢歴史教科書論争」を歴史的に相対化するために」小森陽一･高橋哲哉編『ナショナル･ヒストリーを超えて』東京大学出版会98年pp.157-173
岩崎稔「忘却のための｢国民の物語」――「来歴論」の来歴を考える」小森陽一･高橋哲哉編『ナショナル･ヒストリーを超えて』東京大学出版会98年pp.175-193
吉見俊哉「雑誌メディアとナショナリズムの消費」小森陽一･高橋哲哉編『ナショナル･ヒストリーを超えて』東京大学出版会98年pp.195-212
高橋哲哉「否定論の時代」小森陽一･高橋哲哉編『ナショナル･ヒストリーを超えて』東京大学出版会98年pp.215-230
ヨネヤマ・リサ「記憶の未来化について」小森陽一･高橋哲哉編『ナショナル･ヒストリーを超えて』東京大学出版会98年pp.231-248
岡野八代「従軍〈慰安婦〉問題が照らし出す「わたし」の諸相」『女性・戦争・人権 (創刊号)』創刊号（「女性･戦争･人権」学会）98年pp.62-92BK１
柄谷行人「責任と主体」『女性･戦争・人権』創刊号（「女性･戦争･人権」学会）98年pp.161-183
ジョイ・コガワ、上野千鶴子「（対談）戦争･人種差別・「従軍慰安婦」」『中央公論』98年2月号pp.116-123（⇒「慰安婦」）
吉村真理子「フェミニズムアートと「慰安婦」――嶋田美子さんの表現」『季刊戦争責任研究』第19号（98年春季号）pp.20-26
吉田一人「ヒロシマ・ナガサキと日本の加害責任」『季刊戦争責任研究』第19号（98年春季号）pp.27-33（⇒原爆）
山口泉「「人間」と物質の間――虹の手帳（第25回）」『世界』98年4月号pp.325-331
安丸良夫「「従軍慰安婦」問題と歴史家の仕事――「証言」と「実証」をめぐって」『世界』98年5月号pp.137-147（⇒「慰安婦」）
梶村太一郎「侵略を映す「鏡」に何を見るのか――精神の世紀末から脱出するために」『世界』98年6月号pp.194-208（⇒BC級戦犯裁判、欧米他）
大串潤児「戦後初期における「戦争責任」問題と民衆意識――「指導者責任」論と青年層の意識状況を中心に」『年報・日本現代史』第4号98年pp.255-291BK1
山口猛「恥知らずな東条賛歌『プライド』――日中・太平洋戦争への無知が生んだ誇り高い日本人像」『世界』98年7月号pp.218-219（⇒東京裁判）
栗原淑江「核兵器も戦争もない世紀へ――「被爆者の自分史」の試みから」『季刊戦争責任研究』第20号（98年夏季号）pp.46-53
チャールズ･バレス「アメリカを揺るがす『ザ・レイプ･オブ･南京』」『中央公論』98年8月号pp.76-89
伊藤俊也「映画「プライド」誹謗中傷を粉砕する」『文芸春秋』98年8月号pp.186-195
タカシ・フジタニ「（思想の言葉）公共の記憶をめぐる闘争」『思想』98年8月号pp.2-4
テッサ・モーリス＝鈴木「グローバルな記憶・ナショナルな記述」『思想』98年8月号pp.35-56
楊大慶「歴史家への挑戦――「南京アトロシティ」研究をめぐって」『思想』98年8月号pp.83-109
尹健次「韓国に「修正主義」はあるのか――韓国の近現代史研究と関連して」『歴史学研究』713号（98年8月）pp.38-49
松原隆一郎「矛盾はらむ戦争観――無責任に陥った「自己責任論」」『毎日新聞』98年8月24日
赤澤史朗「映画『プライド』批判」『季刊戦争責任研究』第21号（98年秋季号）pp.50-54
山口泉「ガス室のなかの「希望」――虹の手帳（第２６回）」『世界』98年9月号pp.326-332
浜田和幸「『ザ・レイプ・オブ・南京』中国の陰謀を見た」『文芸春秋』98年9月号pp.180-189
金大中（インタビュー）「国民的交流と友好の時代を」『世界』98年10月号pp.57-67
高橋哲哉｢｢戦後責任」を再考する」日本戦没学生記念会『わだつみのこえ』 (会機関誌）108号（98年12月)pp.30-52
小川武満「平和遺族会について」『情況』98年12月号p84-92
安川寿之輔「戦争責任を放置した戦後民主主義――再び戦争への道を歩む日本」『情況』98年12月号pp.136-142
小山俊士「「東京裁判史観」とは何か」『情況』98年12月号p143-148
いいだもも「敗戦後がポスト戦後に残したもの」『情況』98年12月号pp.168-183
上杉聰「韓中首脳の来日と恒久平和議連、そして『戦争論』」『季刊戦争責任研究』第22号（98年冬季号）pp.45-53
大越愛子「思想系学会と「慰安婦」問題」『未来』第387号（98年12月）pp.6-13
黒田勝弘『韓国人の歴史観』（文春新書22）文芸春秋99年
秦郁彦『現代史の光と影――南京事件から嫌煙権論争まで』グラフ社99年
安彦一恵「何が論点か―一つの序論として」安彦一恵・魚住洋一・中岡成文編『戦争責任と「われわれ」―「「歴史主体」論争」をめぐって』ナカニシヤ出版99年pp.3-50BK1
青山治城「戦争と責任」安彦一恵・魚住洋一・中岡成文編『戦争責任と「われわれ」――「「歴史主体」論争」をめぐって』ナカニシヤ出版99年pp.52-75
斎藤純一「政治的責任の二つの位相――集合的責任と普遍的責任」安彦一恵・魚住洋一・中岡成文編『戦争責任と「われわれ」――「「歴史主体」論争」をめぐって』ナカニシヤ出版99年pp.76-98
中岡成文「排除しない思考は可能か」安彦一恵・魚住洋一・中岡成文編『戦争責任と「われわれ」――「「歴史主体」論争」をめぐって』ナカニシヤ出版99年pp.99-114
別所良美「「日本人として」謝罪する論理」安彦一恵・魚住洋一・中岡成文編『戦争責任と「われわれ」――「「歴史主体」論争」をめぐって』ナカニシヤ出版99年pp.115-139
大越愛子「「歴史主体論争」を超える――ジャンダー化した思想戦」安彦一恵・魚住洋一・中岡成文編『戦争責任と「われわれ」――「「歴史主体」論争」をめぐって』ナカニシヤ出版99年pp.142-167
岡野八代「わたしの自由とわれわれの責任」安彦一恵・魚住洋一・中岡成文編『戦争責任と「われわれ」――「「歴史主体」論争」をめぐって』ナカニシヤ出版99年pp.168-190
魚住洋一「国家と境界――国民とその＜外部＞」安彦一恵・魚住洋一・中岡成文編『戦争責任と「われわれ」――「「歴史主体」論争」をめぐって』ナカニシヤ出版99年pp.191-214
加藤恵介「「選び直し」あるいは「本来性」の言説」安彦一恵・魚住洋一・中岡成文編『戦争責任と「われわれ」――「「歴史主体」論争」をめぐって』ナカニシヤ出版99年pp.215-238
梶村太一郎「日独歴史認識の落差と距離」梶村太一郎・金子マーティン・本多勝一・新美隆・石田勇治『ジャーナリズムと歴史認識』凱風社99年pp.10-100（⇒欧米他）BK1
金子マーティン「「歴史修正主義者」へのレクイエム」梶村太一郎・金子マーティン・本多勝一・新美隆・石田勇治『ジャーナリズムと歴史認識』凱風社99年pp.102-170（⇒欧米他）
新美隆「「ホロコースト見直し論」名誉毀損事件判決の意味」梶村太一郎・金子マーティン・本多勝一・新美隆・石田勇治『ジャーナリズムと歴史認識』凱風社99年pp.194-199（⇒欧米他）
加藤哲郎「（思想の言葉）短い二〇世紀の脱神話化」『思想』99年1月号pp.1-3
李静和・鵜飼哲「（対談）求めの政治学――東アジアの近代と現在をめぐって」『思想』99年1月号pp.75-95
鶴見俊輔・加藤周一「「進歩主義」がもたらしたもの」『潮』99年1月号pp.76-87
黒田勝弘「謝罪ゲームは終わらない――日韓新時代の幻想」『正論』99年1月号pp.74-83
田中明「「共通の歴史認識」という妄言」『正論』99年1月号pp.84-93
藤岡信勝「東南アジアから見た大東亜戦争と戦後日本」『正論』99年1月号pp.312-321
田辺敏雄「ニューギニアの元日本軍将兵に「朝日」が着せた罪」『正論』99年2月号pp.274-285
秦郁彦「天皇訪韓を中止せよ！――「アジア女性基金」に巣喰う白アリたち」『諸君！』99年2月号pp.178-191
木畑洋一「（思想の言葉）ポストコロニアリズムと歴史学」『思想』99年3月号pp.1-3
姜尚中・岡真理「（対談）ポストコロニアルとは何か」『思想』99年3月号pp.75-93
阿羅健一「高裁も退けた「南京虐殺」のウソ」『正論』99年3月号pp.112-121
藤岡信勝「中村粲氏の｢南京事件一万人虐殺説」を批判する」『正論』99年3月号pp.282-289
宋連玉「フェミニズム連帯の可能性」『季刊戦争責任研究』第23号（99年春季号）pp.46-48
井口博充･野崎与志子「マスコミの｢情報」と学問的「知識」――合衆国における『レイプ･オブ・ナンキン』に対する反響」『季刊戦争責任研究』第23号（99年春季号）pp.49-53（&48）
野田正彰・【すが】秀美・西谷修・井上章一･鈴木隆之「（座談会）戦争の「真理」と「現実」」『木野評論』第30号99年（特集･魅惑の｢戦争｣――殺すなの基底を問う）pp.12-38BK1
小田実(聞き手・鈴木隆之）「（インタビュー）｢殺されてはならない」からはじまる論理」『木野評論』第30号99年（特集･魅惑の｢戦争｣――殺すなの基底を問う）pp.68-80
畠山弘文「絶対主義から援助交際まで――戦争という近代」『木野評論』第30号99年（特集･魅惑の｢戦争｣――殺すなの基底を問う）pp.81-90
ましこ・ひでのり「制度としての戦争、メタファーとしての戦争」『木野評論』第30号99年（特集･魅惑の｢戦争｣――殺すなの基底を問う）pp.91-102
秦辰也（聞き手･鈴木隆之）「（インタビュー）仏教者と戦争難民」『木野評論』第30号99年（特集･魅惑の｢戦争｣――殺すなの基底を問う）pp.168-176（⇒宗教）
田口裕史｢戦後世代の戦争責任」『木野評論』第30号99年（特集･魅惑の｢戦争｣――殺すなの基底を問う）pp.184-191
笠原芳光｢戦争の悲惨と快楽」『木野評論』第30号99年（特集･魅惑の｢戦争｣――殺すなの基底を問う）pp.200-211
大田昌秀（聞き手･鈴木隆之）「（インタビュー）戦争否定の論理は、差別の歴史の中にこそ」『木野評論』第30号99年（特集･魅惑の｢戦争｣――殺すなの基底を問う）pp.212-222（⇒沖縄）
小林よしのり・長谷川三千子・西尾幹二「（鼎談）誇るべき厳粛の刻・終戦――解放を唱える人々への大いなる違和感」『正論』99年4月号pp.106-120
斎藤吉久「朝鮮を愛した神道思想家の知られざる軌跡」『正論』99年4月号pp.294-305（⇒宗教）
鶴見俊輔・加藤周一「植民地から見る「帝国主義」」『潮』99年4月号pp.238-249
山内小夜子「南京裁判をめぐる内外の危険な動き」『世界』99年4月号pp.220-221（⇒中国）
徐京植・高橋哲哉「断絶の世紀、証言の時代（第一回記憶と証言）」『世界』99年5月号pp.185-195
徐京植・高橋哲哉「断絶の世紀、証言の時代（第一回記憶と証言[承前]）」『世界』99年6月号pp.235-248
徐京植・高橋哲哉「断絶の世紀、証言の時代（第三回責任と主体[上]）『世界』99年8月号pp.236-251
水谷尚子「私はなぜ東史郎氏に異議を唱えるか――日中間に横たわる歴史認識の溝」『世界』99年8月号pp.219-225
宮台真司・鈴木隆之「（遠い戦争近い戦争２）対談（上）不戦の根拠は何か」『朝日新聞』99年8月10日夕刊
宮台真司・鈴木隆之「（遠い戦争近い戦争２）対談（下）コソボから極東へ」『朝日新聞』99年8月11日夕刊
徐京植・高橋哲哉「断絶の世紀、証言の時代（第三回責任と主体[下]）『世界』99年9月号pp.246-259
秦郁彦・千田夏光「（対談）慰安婦から｢君が代」まで歴史論争を総括する」『論座』99年9月号pp.12-29
大沼保昭「「人道的介入」がはらむ歴史性――NATO空爆が問いかけるもの」『毎日新聞』99年9月9日夕刊
東史郎弁護団、中北龍太郎・丹羽雅雄・空野佳弘「「東裁判」の真実を訴える――八月号水谷尚子論文批判」『世界』99年10月号pp.275-281
徐京植・高橋哲哉「断絶の世紀、証言の時代（第四回断絶と連帯）『世界』99年10月号pp.303-318
王敏「同文同種の思い込みが生む認識の誤作動――日中歴史観のずれを中心に」『世界』99年11月号pp.260-268
アンドルー・ゴードン「世界中に支配･差別の歴史、近代史の過ち悔いる強さを」『朝日新聞』99年11月30日(夕刊）
保阪正康「良質のナショナリズムは太平洋戦争の目的を検証してはじめて継承し得る」文藝春秋編『日本の論点2000』文藝春秋99年pp.266-269
川田龍平・高橋哲哉「（対談）責任不在社会をどう変えるか――薬害エイズと戦争責任」『世界』99年12月号pp.58-73
米谷ふみ子「軍国主義をとるかグローバリゼーションをとるか。それは皆が決めることなのだ。」『世界』99年12月号pp.153-158
上野千鶴子「｢民族」か「ジェンダー」か？――強いられた対立」『季刊戦争責任研究』第26号（99年冬季号）pp.15-25（&84）
上杉聰「「アジア解放戦争論」の系譜――西尾幹二『国民の歴史』に触れつつ」『季刊戦争責任研究』第26号（99年冬季号）pp.26-35
高橋謙治「脱ゴーマニズム裁判」『季刊戦争責任研究』第26号（99年冬季号）pp.36-39
徐京植・高橋哲哉『断絶の世紀―戦争の記憶をめぐる対話』岩波書店00年BK1
池田恵理子・大越愛子責任編集VAWW-NET Japan編『加害の精神構造と戦後責任―2000年女性国際戦犯法廷の記録』緑風出版00年BK１
日高六郎（聞き手・西島健男）「（未完の世紀第十二回）戦争責任」『論座』00年1月号pp.90-103
成田龍一「30年前と重なる歴史観論争――語る主体誰なのか」『朝日新聞』00年1月4日（夕刊）
並木頼寿「広がる日中間の心の距離――戦争は被害者の記憶」『朝日新聞』00年1月5日（夕刊）
川出良枝「共和主義にみる「公」と「私」――二者択一を迫る日本」『朝日新聞』00年1月6日（夕刊）
磯村健太郎「（コラム私の見方）オランダ交流年祝う前に」『朝日新聞』00年2月2日（⇒捕虜）
藤原帰一「「国民の物語」の誘惑――自己愛くすぐる素朴な強さ」『朝日新聞』00年2月16日(夕刊）
「（社説）歴史踏まえた友好を オランダ」『朝日新聞』00年2月20日（⇒捕虜）
川本隆史「戦争と戦争のルールの語り方」『季刊戦争責任研究』第27号（00年春季号）pp.35-37
姜尚中「溢れ出す国家という〈公〉――揺さぶられる戦後の秩序感覚」『季刊戦争責任研究』第27号（00年春季号）pp.38-41
上杉聰「『脱ゴーマニズム宣言』裁判と『戦争論』批判から見えてくるもの」『季刊戦争責任研究』第27号（00年春季号）pp.50-57
前田朗「秦郁彦の「歴史学」とは何であるのか？――『慰安婦と戦場の性』に見る手法」『季刊戦争責任研究』第27号（00年春季号）pp.75-81
高嶋伸欣「歴史観×メディア＝ウォッチング5無理を重ねる藤岡・産経コンビと『諸君』」『季刊戦争責任研究』第27号（00年春季号）pp.82-87
孫歌（坂井洋史訳）「日中戦争 感情と記憶の構図」『世界』00年4月号pp.158-170
中尾知代「拒否されたオランダ「戦争」展」『世界』00年4月号pp.171-176（⇒捕虜）
小倉紀藏「『国民の歴史』の奇妙な朝鮮認識」『世界』00年4月号pp.224-232
田中伸尚「首相の歴史認識――私たちの歴史認識が問われる番だ」『世界』00年7月号pp.56-57
北野隆一「（私の見方）対話重ね歴史認識を共有」『朝日新聞』00年6月9日朝刊（⇒捕虜）
花崎皋平、高橋哲哉、テッサ・モーリス・スズキ「戦争責任・戦後責任の問い方――倫理・位置・運動・主体をめぐる討論をひらく（報告と討論）」『ピーピルズ・プラン研究』9号00年pp.5-24
天野恵一「「戦争・戦後責任」と｢謝罪」と「追悼」をめぐって――「倫理主義」という問題」『ピープルズ・プラン研究』9号00年pp.25-30
田口裕史「「戦争を知らない世代」の戦争責任」『ピープルズ・プラン研究』9号00年pp.31-34（&30）
大澤真幸「戦争責任をどう取るか――立脚点は死者と未来世代」『毎日新聞』00年8月21日夕刊
小暮修也「明治学院の戦争責任」『季刊戦争責任研究』第28号（00年夏季号）pp.8-15
田口裕史「学徒兵の戦争責任をめぐって――日本戦没学生記念会での議論の経過と意味」『季刊戦争責任研究』第28号（00年夏季号）pp.24-31
辛淑玉「精神の殺し方――保守政治が咲かせたあだ花」『季刊戦争責任研究』第28号（00年夏季号）pp.72-78
秦郁彦「前田朗氏への反論――「盗用」問題について答える」『季刊戦争責任研究』第28号（00年夏季号）pp.79-85
高嶋伸欣「歴史観×メディア＝ウォッチング6くり返される藤岡・西尾コンビの矛盾隠し」『季刊戦争責任研究』第28号（00年夏季号）pp.86-91
溝口雄三「日中間に知の共同空間を創るために――孫歌論文に応じて」『世界』00年9月号pp.127-138
高嶋伸欣「歴史観×メディア＝ウォッチング7産経・読売両紙の堕落と厚顔」『季刊戦争責任研究』第29号（00年秋季号）pp.74-79
安藤正人「20世紀アジアの「記憶」再生を――戦争期の記録破壊に責任」『朝日新聞』00年10月6日夕刊
鵜飼哲・高橋哲哉「（討議）和解の政治学」『現代思想』00年11月号pp.46-68
戴錦華・孫歌・高橋哲哉・酒井直樹「（座談会）戦争の感情記憶の壁 どう乗り越えるか」『世界』00年11月号pp.190-205
山岡優子「被害の「記録」を「記憶」に――「ビデオ塾」の活動から」『世界』00年12月号pp.137-138（⇒「慰安婦」）
井口武夫「（論壇）日米開戦の機密資料を公開せよ」『朝日新聞』00年12月7日朝刊
清水弟「（私の見方）花岡事件の和解をテコに」『朝日新聞』00年12月24日朝刊
藤原帰一『戦争を記憶する―広島・ホロコーストと現在』（講談社現代新書1540）講談社01年BK1
山田朗『歴史修正主義の克服―ゆがめられた〈戦争論〉を問う』高文研01年BK1
船橋洋一編著『日本の戦争責任をどう考えるか―歴史和解ワークショップからの報告』朝日新聞社01年BK１
小笠原みどり「（私の見方）世紀を越える戦場の証言」『朝日新聞』01年1月14日朝刊
テッサ・モーリス＝スズキ「批判的想像力の危機」『世界』01年1月号pp.80-92
田中伸尚「「大逆事件」と「横浜事件」をつなぐもの――真の「名誉回復」を求めて」『世界』01年1月号pp.218-227（⇒宗教）
孫歌「思想としての「東史郎現象」――理論と現実の間で」『世界』01年2月号pp.248-258
ノーマ・フィールド、高橋哲哉「対談「女性国際戦犯法廷」が裁いたもの」『世界』01年3月号pp.209-222
中塚明「韓国・朝鮮、そして日本は、どのような歴史を創ろうとしているのか――歴史のなかの日本と朝鮮」『世界』01年4月号pp.59-73
阿部浩己・丸川哲史・金富子・矢野久「戦争・植民地支配責任をいかに果たすか」『世界』01年6月号pp.138-157
米山リサ「メディアの公共性と表象の暴力――NHK「問われる戦時性暴力」改変をめぐって」『世界』01年7月号pp.209-219
鄭夢準「（私の視点）日韓関係 W杯成功へ「歴史」解決を」『朝日新聞』01年7月24日
大森和夫「（私の視点）拝啓小泉首相 中韓留学生と歴史語れ」『朝日新聞』01年7月28日
おそどまさこ「（私の視点）歴史認識 鎮魂の旅をすすめたい」『朝日新聞』01年7月28日
中尾知代「対話は続く――オランダ「戦争展」をめぐって」『世界』01年8月号pp.224-234
山内昌之「なぜ戦争はなくならないのか――8月15日を「対話の日」とする試みを」『朝日新聞』01年8月15日夕刊
国分良成「世界の中で自己相対化を――靖国参拝で悪化 日韓・日中関係」『朝日新聞』01年8月21日
吉田裕「『敗北を抱きしめて』が示した戦後」『朝日新聞』01年8月31日夕刊
韓勝憲（趙景達訳）「東学農民革命とアジアの新しい歴史」『世界』01年10月号pp.248-256
金子勝、大澤真幸「韓国を鏡に日本のナショナリズムを見る――見たくない思想的現実を見て歩く（第四回）」『世界』01年10月号pp.257-276
天児慧「（私の視点）歴史認識――「最小限の合意」形成を」『朝日新聞』01年10月1日
「撫順の奇蹟を受け継ぐ会」「（座談会）加害証言の重みを真正面から受け継ごう」『世界』01年11月号pp.147-155
倉橋綾子『憲兵だった父の遺したもの―父娘二代、心の傷を見つめる旅』高文研02年BK1
笠原十九司『南京事件と日本人―戦争の記憶をめぐるナショナリズムとグローバリズム』柏書房02年BK1
小沢節子『原爆の図―描かれた〈記憶〉、語られた〈絵画〉』岩波書店02年BK1
孫歌『アジアを語ることのジレンマ』岩波書店02年BK1
徐京植『半難民の位置から―戦後責任論と在日朝鮮人』影書房02年BK1
木畑洋一「日英同盟100年――支配国としての歴史直視を」『朝日新聞』02年2月8日夕刊
加藤陽子「「いつか来た道」でない議論を」『朝日新聞』02年6月17日夕刊
都留文科大学比較文化学科編『記憶の比較文化論―戦争・紛争と国民・ジェンダー・エスニシティ』柏書房03年BK1
福田和也『第二次大戦とは何だったのか？ 戦争の世紀とその指導者たち』筑摩書房03年BK1
小熊英二・上野陽子『“癒し”のナショナリズム―草の根保守運動の実証研究』慶応義塾大学出版会03年BK1
佐々木辰夫『阿波根昌鴻―その闘いと思想』スペース伽耶03年BK1
田中由布子『ある在日朝鮮人一世との対話―「恨」と「怨」を乗り越えて』明石書店03年BK1
